
こんにちは、倉田です。
プチ断食は効率的に体脂肪を落とす方法として最も最適な方法であると以前の記事でも紹介しましたが、プチ断食は「夕食抜き」だけでもダイエットに効果的なので、今回はそのテーマで深堀りします。
当サイト(Medical IT Link編集部)では朝ごはんを抜くプチ断食を勧めていますが、効果的なのはもちろん、朝ごはんを作る手間が省けて良いという理由で勧めているので、正直、プチ断食は夕食抜きでも全然OKです。
とにかく食べない時間を約16時間くらい作るのが大切なので、タイミングはどうでも良いわけですが、夕食抜きにしたほうが激しい食欲が減って良いかもしれないというデータが出てきているので、朝ごはんを食べないと体の調子が悪いという人は、夕食抜きのプチ断食を行っても良さそうですね。
関連:【痩せます】朝ごはんを抜くダイエットが体脂肪に効果的な3つの理由
[st-kaiwa6]ライター:倉田 善和
男性向けコスメの企画、開発や男性向け美容アドバイザーとして6年、IT分野の記事執筆、監修も務める。ダイエット指導歴3年。[/st-kaiwa6]
【痩せます】プチ断食は夕食抜きがダイエットに効果的という話
理由は先程も言ったように、「夕食抜きのプチ断食をすると、激しい食欲が減るかもしれない」からです。
こちらに関しては、ちゃんとした科学的データがありますので、まずはそれを紹介。
実際のデータ
ペニントン生物医学研究センターの実験内容で、ぽっちゃり体型11人の男女を対象に、以下の食事パターンを続けてもらったとのこと。
- 夕食抜きプチ断食
…8時~14時の間だけ食事を行う - 普通の食事
…8時~20時の間だけ食事を行う
この2パターンを4日ずつ実施して、すべての食事に関しては同じカロリー量になるよう、監視の元に行われていますので正確性もバッチリ。
やっていることはリーンゲインズというプチ断食を更に強くした内容ですかね。(※関連)
ちなみに参加者は20歳~45歳で、BMIは25~35となっています。
結果、以下のようになりました。
- どちらのパターンも、消費カロリー量に変化無し
- 夕食抜きパターンの場合、脂肪燃焼レベルが向上していた(代謝の柔軟性も向上)
- 夕食抜きパターンの場合、食欲が大幅に減少し、安定するようになった
ダイエット結果は上記のような感じ。
夕食抜きのプチ断食をしたほうが食欲が減って、脂肪燃焼率も向上していたって結果になったわけなので、体脂肪を落とす効率性が上がっていることがわかります。
ちなみに「代謝柔軟性」というのは、体の中でエネルギー源を「糖質」と「脂質」の間で切り替える能力のことで、これが壊れていると食欲もぶっ壊れます。まあダイエットには重要な役割を持った機能ということですね。
夕食抜きプチ断食のおかげで、代謝柔軟性が向上しているために食欲が減って、体脂肪も燃焼しやすくなったのだと考えております。
朝食抜きか夕食抜きかは、ライフスタイルで合わせると良いかも
上記データでは、普通に食事したパターンとの比較だったので、朝食抜きか夕食抜きのどちらが優れているかに関しては調査対象になっていません。
個人的にはどちらも「食欲の抑制」「脂肪燃焼率向上」などの効果が期待できるので、ライフスタイルに合わせて取り入れるほうが良いかも。
ただ、朝食抜きと夕食抜きを交互に行うのは、食事タイミングがバラバラになってしまい逆に太ってしまうケースがあるようで、どちらか一方を続けると良いと思います。
結論:プチ断食する時間を設けて効率的にダイエットを!
今回は夕食抜きのプチ断食を紹介しましたが、もちろん以前から当サイトで勧めている朝食抜きプチ断食でもOKです。
要は「断食する時間を意識的に作る」ことが重要なので、男性なら16時間、女性なら14時間を目安に行うことをオススメします。
筋力を落とさず体脂肪を落とす唯一の方法と言われるほど、プチ断食は効果的です。
無理せずに断食時間をキープしましょう
無駄に断食時間を長くする必要は無く、上限で16時間と考えてください。
これ以上の断食を行うと、筋力がエネルギーとして消費されることに繋がるので代謝が下がり太りやすい体になるのでおすすめできません。
また、女性の場合は食事時間を大幅に減らすと、生理不順などの悪影響も出るので、最初は10時間くらいを目安にやってみて、体調と相談しながら14時間のプチ断食を目指してみてください。
以下の記事も参考にしてみてください。
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