
こんにちは、白崎です。
メイクをしてる人は、ほとんどの人がクレンジングと洗顔の「ダブル洗顔」をしていると思います。
ところがこのクレンジング方法を間違うと、お肌に大きなダメージを与えることになってしまうんです。
というテーマで深堀りしていきます。
割と正しいやり方でクレンジングしてないケースが多いので、スキンケアに自信がある方でも一度はチェックしていただいて、復習の感覚で再度覚えていただくと良いと思います。
動画でもわかりやすくお伝えしている方がいるので、以下の動画も御覧ください。
ライター紹介
ライター:白崎 璃緒
美容アドバイザー歴6年のアラフォー女。化粧品検定1級取得、美容記事執筆、監修や美容指導など。趣味はカメラ。ダイエット指導歴2年。
クレンジングの正しい方法を解説します
以下の手順です。
- アイメイクや口紅を落とす
- Tゾーン
- Uゾーン
- 目元、口元
- ぬるま湯で洗顔
上記5ステップ。
クレンジングをするときに大切なのは、肌へのダメージを最小限にして、素早くキレイにメイクを落とすことです。
間違ってもマッサージをする時間ではありませんので、絶対にしてはいけません。
ちなみにフェイシャルマッサージ自体に効果がなく意味がないことは科学的に証明されています。詳細は以下の記事を参考に。
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それではクレンジングの正しい仕方を紹介します。
アイメイクや口紅を落とす
細かい手順は以下の通り。
- クレンジング剤をたっぷりと含ませたコットンを目の上にのせます。
- 上から軽くコットンを押さえるようにして、クレンジング剤とメイクをなじませます。
- クレンジング剤がしっかりとなじんだら、軽く湿らせたティッシュなどで軽くふき取ります。
- 口紅は目もとと同様の方法でもいいですし、クレンジング剤を手に取って指でなじませても大丈夫です。
- なじませたら軽く湿らせたティッシュでふき取ります。
ステップ2の時、肌をこすりたくなってしまいますが、誘惑に負けないようにします。
また、クレンジング剤とメイクがしっかり馴染んで拭き取るときは、浮き出したアイメイクが顔中に広がらないためのプレクレンジングなので、ごしごししてまでふき取ってしまう必要はありません。
大切なのは、肌をこすらず優しく拭き取るということ。
Tゾーン
細かい手順は以下の通り。
- 顔の中でも比較的に肌が強く、皮脂の分泌が多いTゾーンにクレンジング剤をのせる
- 額の中心からこめかみ・髪の生え際に向かってクルクルと円を描くように、クレンジング剤を伸ばしていきます
鼻筋や小鼻は指を使って輪郭をなぞるようにしましょう。
Uゾーン
Tゾーンが終わったら、今度はUゾーンです。
あごから耳・頬にかけてクルクルと円を描くようにクレンジング剤を伸ばしていきます。
このあたりも皮膚が厚いからと強くこするのはNGです。
目元と口元
最後にもっとも皮膚が薄くて弱い目元、口元にクレンジング剤を伸ばします。
指の腹などで優しくクレンジング剤をなじませましょう。
ぬるま湯で洗浄
顔の全体にクレンジング剤をなじませたら、最後はぬるま湯で洗い流します。
冷水だとクレンジング剤が肌に残ってしまいますし、お湯が熱すぎると肌の保湿成分まで洗い流してしまいます。
適温は30~35度くらいでOK。
まとめ:正しい手順で優しく洗いましょう!
ということで簡単に手順をまとめます。
以下の通り。
- アイメイクや口紅を落とす
- Tゾーン
- Uゾーン
- 目元、口元
- ぬるま湯で洗顔
クレンジング剤についてはオススメは「肌に合うもの」としか言えません。一概にもこれが良いとは言えないわけですね。
ちなみに筆者は濃いメイクをほとんどせず、薄くファンデーションするだけが多いので、以下の洗顔で問題なく行ってます。
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肌を痛めてしまうクレンジングについて解説
クレンジングで一番やってしまいがちなのは、マッサージするように肌をこすってしまうことです。
オイルやジェル使用時は力が入りやすいので注意
オイルやジェルなどで肌に指を滑らせやすいので、やってしまったことのある人は多いのではないでしょうか?
ところがこのクレンジング時のマッサージは、肌への負担がとても大きいのです。
以下、起こりうるリスクです。
- 雑菌の繁殖、不純物
- 炎症
- ニキビ悪化
- 保湿成分の流出
まずクレンジングの目的は、メイクを落とすことです。
目的を見失ってマッサージを重点的にやるのは非推奨です。
また、マッサージしているうちに何度も同じところをこすってしまい、鼻のくぼみなどが色素沈着してしまった!なんてこともあるので要注意。
もっとも肌にやさしいクレンジングについて
結論を言うと「クリームタイプ」がオススメです。
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クレンジング剤と一言で言っても、クリーム、ジェル、オイルなどクレンジング料には様々なタイプがあります。
毎日使うスキンケアとしては、もっとも肌を痛めやすい原因となるので、できるかぎり肌に良いものは何かを考えて、自分の肌に合ったものを選んで欲しいと思います。
繰り返しになりますが、いろいろあるクレンジング料の中で比較的お肌にやさしいのは、洗い流せるクリームタイプのクレンジング剤です。
また乳化したジェルタイプ(透明ではなく白いもの)も良いようです。
クレンジングオイルや乳液パイプは、サラサラしているためこすったときの肌ダメージがとても大きいので注意が必要です。
補足:クレンジングの必要性
「クレンジングでトラブルが起こるなら、しなければいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、最近のメイクアップ料は汗や水に強くて崩れにくくなっています。
汗、水に強い油性のメイク料は水になじみません。
そのため、メイクアップ料を浮かせるための油分と、水となじませるための界面活性剤を配合してあるのが「クレンジング剤」です。
通常の洗顔だけでは落ちにくいので、クレンジングが必要なんですね。
「界面活性剤」と聞くと肌に悪いというイメージがありますが、メイクをスムースに落とすには必要なものです。
クレンジングによるダメージは、強い摩擦と時間をかけることが一番悪いので、優しく肌に乗せ強くこすらないように気を付けてください。
まとめ:クレンジングは正しい手順で、肌に良いものを使用する!
肌に負担をかけないクレンジングのポイントは、たっぷりのクレンジング剤を使うこと、クレンジング剤を伸ばす時は力を入れずに軽く肌の上を滑らせること、ぬるま湯でしっかりと洗い流すことです。
クレンジングにかける時間は、1分程度で十分です。
肌に負担がかからないように気を付けて、キレイにメイクを落としましょう!